未知やすえと内場勝則は、吉本新喜劇を代表する夫婦芸人である。しかし、彼らの結婚生活は決して順風満帆ではなかった。結婚してわずか3年後、やすえは夫・内場の性格に困惑するようになった。
内場は寡黙で何を考えているのか分からず、亭主関白な一面もあった。一方で、やすえは感情を大切にする女性だったため、夫の態度に違和感を覚えるようになった。自分の理想の夫とは違うと感じ、ついに実家に戻ることを決意する。そして、離婚の決心を固め、荷物を取りに自宅へ向かった。

やすえが自宅に戻ると、内場の姿はなかった。彼女はベッドで仮眠を取ることにしたが、そこへ帰宅した内場が何事もなかったかのように隣で寝始めた。その瞬間、やすえの心には戸惑いと同時に、「この人は本当に私と別れる気があるのだろうか?」という疑問が生じた。
そして、その直後に運命的な出来事が起こる。1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生。大きな揺れに恐怖を感じたやすえに、内場は静かに「大丈夫や、俺が守ったる」と声をかけた。その言葉にやすえの心は大きく揺れ動いた。普段は口数が少なく何を考えているのかわからない夫が、こんな時にしっかりと支えてくれるのか——。
この出来事をきっかけに、やすえは内場を見直し、離婚の決意を撤回することにした。

二人の出会いは舞台の上だった。新喜劇の公演中、内場が突然倒れ、救急車で搬送される事態が発生する。公演後、やすえは社員から「お見舞いに行ってあげて」と頼まれたが、当時は「なんで私が?」と思っていた。
しかし、病院へ足を運び、集中治療室のドアが開いた瞬間、思わず「大丈夫?」と声をかけた。
その姿が内場には天使のように見えたという。そして、その瞬間から二人の距離が縮まり、やがて交際へと発展していった。

やすえは、芸人として新喜劇の舞台に立ち続ける限り、結婚することはないだろうと思っていた。
しかし、そんな彼女に内場は思いがけない言葉をかける。
「結婚しようと思ってる」
その一言に、やすえは驚き、そして喜びを感じた。お互いに違う価値観を持ちながらも、一緒に歩んでいこうという決意が芽生えた瞬間だった。

結婚後も、お互いの性格の違いに戸惑うことは多かったが、やすえは次第に内場の無口な優しさに気づくようになった。阪神淡路大震災のときの言葉のように、必要なときにそっと支えてくれる夫の存在は、彼女にとってかけがえのないものになっていった。
現在も二人は新喜劇の舞台に立ち続け、多くの観客に笑いを届けている。芸人として、夫婦として、さまざまな困難を乗り越えてきた二人のエピソードは、まさに「ほっこり」するものだ。
未知やすえと内場勝則——その夫婦の物語は、これからも多くの人の心を温め続けることだろう。

現在も二人は吉本新喜劇の舞台に立ち続け、多くの観客に笑いを届けている。夫婦としても、芸人としても、多くの試練を乗り越えてきた二人。その関係は、まさに「ほっこり」するものだ。
結婚生活の中で、喧嘩をすることもあったが、最終的には笑いで終わることがほとんど。やすえは「この人といると、なんだかんだで笑って終われる」と語っている。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
次のページ引用元:https://www.youtube.com/shorts/Jp_eyTOabbI,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]