11月2日の朝、華やかな皇居の一角で、第三十五回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者たちとの懇談会が行われました。この世界文化賞は、昭和天皇の弟である高松宮様の文化芸術への深い思いを受け継いで設立されたものであり、これまで多くの芸術家がその栄誉を受けてきました。今回、天皇皇后両陛下が在位後初めて受賞者たちを招かれ、雅子皇后のフランス語がひときわ輝きを放った瞬間として、その印象は色濃く残ります。
午前10時ごろ、授賞式を終えた建築家・坂茂氏やアメリカのヒラリー・クリントン元国務長官らが次々と皇居に到着しました。彼らは、建築、絵画、音楽、演技、デザインの各分野での功績を称えられた5人の受賞者であり、各界の代表的な人物です。
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