
3月22日に慶應義塾女子高校の卒業式が行われ、芦田愛菜ちゃん(18)の姿が卒業生の母親によって取材で語られました。「本当に小ちゃくてかわいらしかったです。女優・愛菜ちゃんというより、高校生・愛菜ちゃんって感じでしたね」との感想が述べられ、愛菜ちゃんが天才子役から大人の女優へと脱皮していることが伺えます。
卒業式後、愛菜ちゃんは生徒たちの中で大はしゃぎで歩いており、その一言一句に注目が集まっていました。そして、4月からは慶應義塾大学法学部政治学科に進学することが明らかになりました。慶應義塾大学のOGであるフリーアナウンサーの小笠原舞子さんは、「才能に磨きがかかるのでは」と期待し、将来的に女優業とキャスター業を両立させる可能性が示唆されています。

長らく同学科で教鞭をとった池井優名誉教授は、かつて同学科が低い評価を受けていた時期を振り返り、「阿呆学部お世辞学科」と呼ばれ、偏差値も低かったが、宮崎緑さんの成功が大きな影響を与え、芦田さんの入学に際しては興奮気味のメールが届いたと述べています。芦田さんの入学により、同学科の人気が一段と高まっているようです。
記事は、愛菜ちゃんの卒業後の進学や将来の展望に焦点を当て、愛菜ちゃんが学科の人気を一層高めている「愛菜ちゃん効果」に触れています。また、愛菜ちゃんの将来の可能性について、女優業だけでなくキャスターや政治家としての道も開かれていることが示唆されています。
ネット上の見解
芦田愛菜さんの卒業と慶應大学法学部政治学科への進学は、多くの人の注目を集めました。記事では「愛菜ちゃん効果」という言葉まで飛び出し、学科の人気上昇と結びつけようとする風潮が見受けられますが、これは少々安易で、ある種の危険性さえ孕んでいるのではないでしょうか。
まず、卒業式の描写に見られる「小ちゃくてかわいい」「高校生らしい」といった言葉。これは無意識の偏見であり、彼女をいつまでも「子役」という枠に閉じ込めようとする社会の縮図と言えるでしょう。18歳という年齢は、一人の人間として責任を負い、社会と向き合っていくスタートラインです。彼女自身の知性や個性、そして努力に目を向けず、容姿や過去のイメージで語るのは、もはや時代遅れと言わざるを得ません。
また、「阿呆学部お世辞学科」と揶揄されていた過去を、一人の有名人の入学によって払拭しようとする大学の姿勢にも疑問を抱かざるを得ません。真の学問の場は、偏差値や人気ではなく、学生一人ひとりの探究心と、それを育む環境によってこそ評価されるべきです。芦田さんの入学が、学科の質向上や、ひいては日本の未来を担う人材育成に繋がることを切に願いますが、それは彼女自身の努力と、大学側の真摯な教育姿勢があってこそ実現するのではないでしょうか。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
次のページ