「人生には、思いもよらないアクシデントがつきものだ。」 人気女優、吉岡里帆さんが数年前、ある映画の舞台挨拶で、高校生時代の忘れられない、そして少しほろ苦いエピソードを明かした。それは、輝かしい女優人生を歩む彼女にも、青春時代の痛みを伴う記憶があることを教えてくれる、人間味あふれるエピソードだった。
吉岡里帆さんが登壇したのは、映画「ファーストキス 1ST KISS」の完成披露舞台挨拶。作品の内容がタイムトラベルということもあり、司会者から「15年前の思い出」について尋ねられた。

すると、吉岡さんは少し困ったような表情を浮かべながら、「とにかくパスポートを部屋から出すなと言いたいです」と、意外なコメントを発した。会場からは、どよめきと笑いが起こった。
その理由について、吉岡さんは「高校生の修学旅行が海外だったんですけど、前日にパスポートを紛失して行けなかったんです」と、まさかの体験をしみじみと回想した。
「初めてパスポートを取得して、嬉しいからって外に持ち出したりはしないで!」と、後輩たちに呼びかける吉岡さん。その表情には、過去の苦い経験が滲み出ていた。

結局、紛失したパスポートは見つからなかったという。「その修学旅行に行けなかった分の単位取得で、とんでもない量を勉強しなくちゃいけなくなる。後思い出マルっと失うよ!」と、後悔の念を抱いていたことを明かした。
海外旅行を目前に、期待と興奮で胸を膨らませていたであろう当時の吉岡さん。その喜びが一瞬にして絶望に変わった瞬間を想像すると、胸が締め付けられる思いがする。
映画「ファーストキス 1ST KISS」は、日本のドラマ・映画界を牽引する脚本家・坂元裕二氏と、数々の大ヒット作を生み出してきた監督・塚原あゆ子氏が初めてタッグを組んだ、完全オリジナルラブストーリー。

舞台挨拶には、松たか子さん、松村北斗さん、森七菜さん、坂元裕二氏、山田兼司氏ら豪華キャスト・スタッフが登壇し、作品への熱い思いを語った。
修学旅行に行けなかったという悲劇的な出来事を、ユーモアを交えて語った吉岡里帆さん。その姿からは、過去の苦い経験を乗り越え、女優として輝きを増していることが伝わってきた。

人生には、思いもよらない困難が待ち受けている。しかし、吉岡里帆さんのように、過去の経験を糧にして成長していくことが大切だ。今回のエピソードは、私たちに勇気と希望を与えてくれる。
そして、パスポートの管理はしっかりと!という教訓も…
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
次のページ