ある日、何気なくテレビをつけた瞬間、画面の中に映った顔に目が釘付けになった。——「誰?えっ…これって山口貴弘?」そう呟いたのは、かつて彼に夢中だったファンの一人だ。アイドルグループのセンターとして鮮烈にデビューし、「永遠の少年」とまで呼ばれたあの山口が、今や別人のように老け込んでいたのだ。目元のくすみ、頬のコケ、髪色のくすみ。何よりも、あのキラキラと輝いていた眼差しが、完全に力を失っていた。彼はまだ43歳。決して高齢とは言えないが、画面越しに見た彼は、年齢以上の疲労と老化を漂わせていた。

業界関係者によれば、山口は30代後半から見た目の維持に強い執着を持ち、美容医療に通い詰めていたという。ボトックス注射、ヒアルロン酸、スレッドリフト…。当初は「若さの維持」として効果を発揮していたが、40歳を越えたあたりから逆効果が目立つようになった。
「張りすぎた顔が逆にシワを強調してしまっている」「笑っても頬が動かない」といった指摘は、SNSで瞬く間に拡散された。若さを保ち続けたいという切実な思いが、結果として“痛々しい若作り”と捉えられてしまったのだ。

だが、老けたように見えるのは外見だけではない。山口の“覇気”そのものが失われていた。10年前はどんなバラエティ番組でも場を盛り上げ、周囲を巻き込むエネルギーに溢れていた彼が、最近では言葉数も少なく、笑顔にもどこかぎこちなさがあった。理由は、私生活の変化と関係しているという。結婚、子育て、家族の介護。人としては成長し、深みを得たのかもしれない。しかし、芸能界という非情な世界では、“劣化”の烙印を押されるリスクがある。「いいパパ」では視聴率は取れないのだ。

そして何より深刻なのは、視聴者の「記憶」とのギャップである。かつての山口を知る者ほど、「あの頃」との違いにショックを受ける。人は年を取る——当然のことだ。しかし芸能人には「変わらない美」「変わらない輝き」が求められ続ける。それが叶わなくなったとき、かつての栄光は逆に足枷となる。山口だけではない。急に老けたと話題の芸能人たちは、皆、その“記憶の呪縛”に苦しめられているのだ。
美を守ろうとする努力が、皮肉にも老化を印象づけてしまう。――芸能界、それは「変わらなければ消える」場所なのかもしれない。
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