「衆道」や「男色」といった男性同士の愛の歴史は、平安時代以前から存在していました。今回は、室町幕府の将軍たちの中でも特に有名な3代将軍・足利義満とその息子である6代将軍・足利義教の男色の歴史についてご紹介します。
足利義満と世阿弥の出会い
3代将軍・足利義満は、日本の歴史に多大な影響を与えた人物として知られています。彼は南北朝合一を成し遂げ、世界遺産である「金閣寺」を建立し、北山文化を栄えさせました。しかし、彼のもう一つの側面として「美少年好みの男色家」であったことは知る人ぞ知る話です。
義満が特に目をかけていたのは「能」という伝統文化でした。
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