情報三年正月、宮中では恒例の「目薬の儀」が行われ、天皇の無病息災を祈る大切な儀式が執り行われました。これに参列した藤原の信孝は、その帰りに娘・藤原の片子と共に真ひろを訪ねました。宮中での様子を話しながら、信孝は一条天皇が憔悴しているという噂に触れつつも、道長が健在であると強調します。これにより、天皇と道長との間で政治的な緊張が続いていることが浮き彫りになりました。

しばらくして、定子の侍女であった帰京が真ひろを訪ねてきます。帰京は、定子の死後もその意志を継ぎ、彼女の生前の思い出を「枕草子」に書き留めていました。その枕草子を真ひろに見せるために訪れたのです。真ひろが読み始めると、そこには宮中での定子の華やかな日々が描かれており、その光り輝く姿に心を打たれます。

しかし、真ひろは定子の影の部分も知りたいと帰京に問います。帰京は「人には光も影もある」と答えつつ、定子の華やかな一面だけを人々の記憶に残したいと語ります。彼女は、定子が一条天皇から遠ざけられ、道長の娘である彰子が中宮となった過去に対する怒りを内に秘めていたのです。
その後、真ひろの父・藤原のため時は、再び「左大臣」の地位を望んでいましたが、その望みは叶いませんでした。信孝は、ため時が次の官職を得るまで経済的に支えることを約束し、真ひろを安心させます。しかし、突如として信孝が急病に倒れ、その知らせが真ひろにもたらされます。信孝の北の方が真ひろに知らせを送った際には、すでに弔いの儀も済んでいたという事実に、真ひろはただ茫然とするばかりでした。

その後、道長の使者である門彦が訪れ、ため時と真ひろに労いの言葉を伝えます。道長は、ため時に自らの息子・頼通の指南役を依頼していましたが、ため時はこれを断ります。彼は「正式な官職を得るまで道長に頼ることはできない」との決意を持っていたからです。
しかし、真ひろは父に道長の申し出を受け入れるように説得します。
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