1985年から1992年――日本は表向き「世界一豊かな国」になりつつあった。バブル経済が頂点を迎え、人々はブランドに憧れ、土地に投資し、「勝ち組・負け組」という言葉が街中に漂い始めていた。
だが、その華やかさの裏で、ひと握りの若者たちは全く別の生き方を選んでいた。夜の高速道路を駆け抜け、改造バイクの爆音と共に社会に背を向ける――彼らは「暴走族」と呼ばれた。
🛵 一台の旧車に宿る“魂”──Kawasaki Z400FX / Z400J
写真に写る白いバイク。特徴的なロングシート、BEET製のカバー、白黒の統一されたボディ――この車両は間違いなく、Kawasaki Z400FXあるいはその派生モデル Z400J をベースとした“族車”である。
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