「どんな役でも、吉岡里帆さんが演じると、そのキャラクターが本当に生きているように感じられるんです。」
そう語るのは、ドラマ評論家のA氏。映画、ドラマ、CMと、様々なジャンルで活躍する吉岡里帆さんですが、その最大の魅力は、作品ごとに全く違う顔を見せる、変幻自在な演技力でしょう。今回は、吉岡里帆さんの演じてきた様々な役柄にスポットライトを当て、彼女がどのようにキャラクターに命を吹き込み、観客を魅了してきたのかを紐解きます。
1. 朝ドラで国民的人気獲得！「あさが来た」の“のぶちゃん”
吉岡里帆さんの名前を広く知らしめたのは、2015年度後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」での好演でしょう。主人公・あさの親友である、田村宜（たむら のぶ）役を演じた吉岡さんは、明るく元気な女性を魅力的に演じ、お茶の間の人気を博しました。
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