凍りつくような緊張感が支配する『ガンニバル』の世界。しかし、その舞台裏には、温かい光が灯っていた。配信ドラマ『ガンニバル』シーズン2のイベントが都内で行われ、柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆ら豪華キャスト陣が登壇。イベントは終始熱気に包まれたが、中でも注目を集めたのは、吉岡里帆が見せた、母性あふれる行動だった。
イベント中、劇中に登場する“あの人”役の澤井一希がサプライズで登場。その異様な存在感に、娘役の志水心音が少し怖がる様子を見せた。その瞬間、吉岡里帆は、まるで母親のように、すかさず志水を抱きしめて安心させたのだ。その優しさに満ちた表情は、会場全体を温かい空気に包み込んだ。

『ガンニバル』は、二宮正明による同名コミックを実写化した作品。一見、穏やかな供花村を舞台に、警察官の戦いを描く戦慄のヴィレッジ・サイコスリラーだ。
シーズン1から、その衝撃的な内容と、息もつかせぬ展開で、多くの視聴者を虜にしてきた。
吉岡里帆が演じるのは、主人公・阿川大悟(柳楽優弥)の妻、有希。娘と共に供花村へと移り住み、村の異様さに気づき始める、という重要な役どころだ。シーズン1では、その繊細な演技で、視聴者を物語の世界へと引き込んだ。そして、シーズン2では、さらに過酷な運命に翻弄されていくことになる。

イベントでは、シーズン1を超えるスケールのアクションシーンにも注目が集まった。吉岡里帆は、ド迫力のカーアクションシーンについて、「カーアクションで、柳楽さんにグリーンバックで撮影したの?と聞いたら、アナログで撮ってましたよと聞いてびっくりしました」と驚きを振り返った。さらに、「わりとCGに頼らず作ってるんです」と、時には朝までかかった撮影を振り返ると、すかさず笠松将が「休憩はちゃんととりましたよね」と付け加え、吉岡も「コンプラは守りながら撮影しました(笑)」と、ユーモアを交えて語った。
また、キャストたちに「印象的なセリフは?」という質問が投げかけられた。柳楽優弥は、「1のときに“ボケカスが!”というセリフをアドリブでやったんですけど、それが2のCMに使われていたので、やってみるもんだなと思いました」とニヤリ。さらに実際に大阪で「すごいキレイな身なりをした人が言っていて、どこかで使ってみたいと思ってた」と明かし、会場を沸かせた。

一方、吉岡里帆は、「自分のセリフじゃないんですけど“顔を食われたんです”というセリフ。これは、これまでのどの作品でも一度も聞いたことがない。すごく『ガンニバル』を象徴しているなと思います」と、作品の異質さを表現する印象的なセリフを挙げた。
しかし、この日のイベントで最も印象的だったのは、やはり、吉岡里帆が子役を抱きしめて守る姿だった。恐怖におののく小さな体を、優しく包み込む彼女の姿は、まさに母親そのもの。ドラマの中では、狂気と暴力に満ちた世界で生き抜く強い女性を演じている吉岡里帆だが、この日の彼女は、温かい母性を持つ、等身大の女性だった。

今回のイベントを通して、吉岡里帆は、女優としての才能だけでなく、人間としての魅力も存分に発揮した。彼女の温かさと優しさは、多くの人々の心を癒し、感動を与えたことだろう。
『ガンニバル』シーズン2は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて3月19日より配信される。
吉岡里帆演じる有希は、どのような運命を辿るのか。そして、彼女が見せる、新たな一面とは何か。ぜひ、その目で確かめてほしい。
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