1980年代の日本、夜の街を駆け抜ける改造バイクの集団。彼らは「暴走族(ボウソウゾク)」と呼ばれ、爆音を響かせながら街を疾走し、個性を誇示する文化を築き上げた。そんな彼らの象徴とも言えるバイクが、Honda CBX400F と CB750F である。
この 2 台のバイクは、パワフルなエンジン、改造しやすいデザイン、そしてストリートでの圧倒的な存在感 を持ち、暴走族の中で絶大な人気を誇った。では、なぜこの 2 台が暴走族の最強マシンとして選ばれたのか?また、現在の JDM 旧車市場での価値はどうなっているのか?

今回は、CBX400F / CB750F の歴史と進化、暴走族スタイルのカスタム、そして現在の価格高騰の理由について徹底解説する!
1970~80年代の日本は、バイクブームの黄金時代だった。各メーカーが競い合い、新技術を導入しながら次々と高性能バイクを発表。その中で、Honda CBX400F(1981-1984)と CB750F(1979-1984) は、それぞれ 400cc クラスと 750cc クラスの最強モデルとして登場した。
CBX400F
400cc クラス最強クラス の DOHC 直列4気筒エンジン(最大 48PS)。
軽量なボディと高回転エンジンにより、街乗りからツーリングまで幅広く対応可能。
日本の免許制度(中型免許の上限が 400cc)に適合 し、多くの若者に人気だった。
CB750F
750cc クラスのストリートキング。DOHC 直列4気筒エンジン(最大 80PS)搭載。
高速道路や峠道での圧倒的な加速性能を誇る。
カスタムしやすいフレーム設計 で、暴走族にとって最高の改造ベースとなった。
これらのバイクは、当時のライダーたちの憧れとなり、暴走族の間でも特に人気を集めた。
暴走族がバイクを選ぶ基準は、速さ・見た目・カスタムのしやすさ である。CBX400F / CB750F はこれらの条件をすべて満たしていた。
2.1 圧倒的なパワーと加速性能
CB750F の 750cc エンジンは高速巡航や直線加速に最適。
CBX400F は高回転型エンジンで街乗りでも鋭い加速 を実現。
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