TBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)の第7話が3月2日に放送され、視聴者の間で大きな感動を呼んだ。
物語の中心は、松坂桃李さん演じる文科省官僚の御上孝。日本の教育を変えようという熱い思いを胸に、自ら私立高校の教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生たちと向き合いながら、権力に立ち向かっていく姿を描く。

第7話では、3年2組の生徒、椎葉(吉柳咲良さん)が貧困から万引きやマッチングアプリのサクラをしていたことが発覚し、学校から退学処分を受けるという衝撃的な展開を迎えた。生徒たちは、椎葉の問題が社会問題と繋がっていることを知り、行動に出る。
吉岡里帆さんが演じるのは、御上の副担任を務める是枝真澄。生徒たちのことを深く理解しようと努める、心優しい教師だ。
しかし、第7話では、御上の突発的な行動に戸惑い、生徒たちのことを本当に理解できているのか、葛藤する姿が描かれた。

教室で、御上が「なぜ生理用品を万引きしたのか、みんなに話してみては?」と椎葉に持ちかけた際、とっさに御上を制止したのは是枝だった。生徒たちの気持ちを慮るあまり、慎重になりすぎたのだ。

是枝の行動は、経験の浅さゆえの未熟さとも言えるが、彼女の生徒たちへの深い愛情の裏返しでもある。
そんな是枝の葛藤を救ったのが、蒔田彩珠さん演じる富永。3年2組の生徒で、冷静で大人びた雰囲気を持つ少女だ。
御上が椎葉に話すように促した際、富永は「椎葉が決めて」と伝え、椎葉に選択の自由を与えた。そして、その後、富永は御上に言われてやったことだと是枝に伝えた。
この富永の行動は、是枝を安心させ、彼女の葛藤を和らげる効果があったと言えるだろう。
富永の大人びた言動に、SNSでは「おかみと富永さんほんといい」「富永さん、人のために行動できるすてきな子すぎて幸せであってほしい」「富永さん、人生何周目……」といった声が多数寄せられた。

また、「富永さんも家庭環境なんかあるよね多分」といった心配の声も上がり、富永の背景に何か隠された事情があるのではないかという憶測も広がっている。
吉岡里帆さんと蒔田彩珠さんは、これまで数々のドラマや映画で活躍してきた実力派女優だ。
今回の「御上先生」では、教師と生徒という関係性を演じながら、互いを尊重し、支え合う姿を見事に表現している。
二人の名女優たちの演技合戦は、「御上先生」の見どころの一つと言えるだろう。
「御上先生」は、単なる学園ドラマではなく、現代社会が抱える問題に鋭く切り込む、社会派ドラマとしての側面も持ち合わせている。是枝や生徒たちが、社会の不条理にどのように立ち向かっていくのか、今後の展開から目が離せない。

吉岡里帆さんの演技力、蒔田彩珠さんの存在感、そして、社会的なメッセージ性。これらの要素が融合し、「御上先生」は、視聴者の心を掴んで離さない、魅力的なドラマとなっている。
最終回に向けて、物語はどのような結末を迎えるのか。そして、吉岡里帆さんは、是枝真澄というキャラクターを通して、どのようなメッセージを伝えてくれるのだろうか。今後の展開に期待したい。
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