能登半島地震からの復興を祈念し、石川県七尾市の能登演劇堂で上演される舞台『まつとおね』。主演を務めるのは、女優・吉岡里帆だ。今回、吉岡里帆は蓮佛美沙子との初の二人芝居に挑む。舞台は、加賀百万石を治めた前田利家の妻「まつ」と、豊臣秀吉の妻「おね」の固い友情で結ばれた戦国時代を生き抜いた女性を描いた物語。

公演を目前に控え、吉岡里帆は笑顔でこう語った。「稽古を重ねるうちに、どんどん距離が近づいている感覚があります。」
吉岡里帆が演じる「まつ」は、石川県の皆さんにとってなじみのある人物。地元の方に納得していただける、説得力のあるまつを目指しているという。聡明で決断力があり夫をたてながらも、おねさんの前だけではチャーミングな一面を見せる。吉岡里帆は、そんなまつの多面性を丁寧に演じている。

「まつはおねさんのことを『あねさま』って呼ぶんですけど、蓮ちゃんは頼もしくて格好よくて、まさに頼りになる『あねさま』です。」吉岡里帆は、蓮佛美沙子への信頼を語った。
今回の舞台で初の共演となる吉岡里帆と蓮佛美沙子。しかし、稽古を重ねるうちに、二人の間には姉妹のような絆が生まれたという。
「最初にこの復興祈念の舞台のお話をいただいた時に『難しい挑戦だから、どなたと一緒にできるかがすごく大事だな』と思っていましたが、蓮ちゃんがおね役になり、安心と信頼を感じています。」吉岡里帆は、蓮佛美沙子との共演を心強く思っている。

蓮佛美沙子も「頼りにしているのは、私も一緒。お互い二人芝居は初めてなので、持ちつ持たれつ、支え合いながらやっていけたらと思っています。」と語る。
吉岡里帆にとって、今回の舞台は単なる仕事ではない。能登のために、自分にできることをしたい。その強い思いが、彼女を突き動かしている。
「復興として地域を盛り上げたい」「復興にとってプラスになるプロジェクトにしたい」という想いで、チームが一丸となっている。
お芝居にも「平和への想いと再生」という裏テーマがあるので、稽古でも町や人の心を再生していくエネルギーを載せられるようにと思っています。
能登半島地震で大きな被害を受けた能登。吉岡里帆は、舞台を通じて能登に希望を届けたいと考えている。

「自分の体と声とみんなへの信頼、想いで舞台を作っている感覚が今ちゃんとあるので、生のエネルギーが届くと信じています。」吉岡里帆は、力強く語った。
舞台『まつとおね』は、地震と豪雨で大きな被害を受けた能登で、復興祈念公演として上演される。
「この舞台が少しでも被災地の方たちにとってプラスになるよう、全身全霊で取り組んでいきたいです。」吉岡里帆は、舞台への意気込みを語った。
舞台には「平和への想いと再生」という裏テーマがあり、吉岡里帆は稽古でも町や人の心を再生していくエネルギーを載せられるように心がけているという。
「能登演劇堂という劇場のもつパワーと、里帆ちゃんが言った私たちのエネルギーが合わさった時に、大きなうごめくものが作り上げられるんじゃないかという期待があります。それを1日1日、1公演1公演届けられたらと思っています。」蓮佛美沙子は、舞台への期待を語った。
舞台『まつとおね』は、3月5日(水)~9日(日)、12日(水)~16日(日)、19日(水)~23日(日)に能登演劇堂(石川県七尾市中島町中島上部9番地)で上演される。

吉岡里帆の能登への熱い想いが込められた舞台『まつとおね』。能登の人々に勇気と希望を与え、復興への大きな力となるだろう。ぜひ、劇場でその感動を体験してほしい。
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