1978年、三菱のミラージュが日本車初のFF車として登場しました。鋭角的でクリーンなデザインは当時の日本車市場には見られなかった斬新さがあり、その印象は強烈でした。特に注目されたのは「スーパーシフト」と呼ばれる8速マニュアルトランスミッションです。このシステムは、4速主変速機と4速副変速機を組み合わせたもので、当時としては非常に革新的なものでした。ハンドル脇に配置されたサブシフトレバーは、その複雑さとともに多くの話題を呼びました。

初代ミラージュは、ヨコハマタイヤがスポンサーの「ADVAN RALLY TEAM」にも使用され、ラリー界でも注目されました。1.6リッター直4SOHCのサターンエンジンは軽快で、レースカーとしての性能も申し分ありませんでした。
しかし、8速というシフトの複雑さがドライバーにとっては課題となり、頻繁なシフトダウンでは混乱することもありました。それでも、このモデルはラリーで華々しい戦績を残し、多くのファンを魅了しました。

1983年に登場した2代目ミラージュは、スーパーシフトから普通の5速MTへと進化しました。このモデルは「ミラージュカップ」というワンメイクレースで多くの支持を集めました。ミラージュカップは、5代目ミラージュが終了する1998年まで続き、日本のワンメイクレースの代表的な存在となりました。筆者自身もこのレースに参加し、ターボカーのドライビング技術を磨く機会を得ました。その際、エンジンパワーを均一に保つための厳密なレースサポート体制が印象的でした。

1987年に登場した3代目ミラージュは、バブル経済の影響を受けたデザインで、特に松任谷由実のCM曲が話題となりました。このモデルはスポーツグレードの「サイボーグ」を展開し、1.6リッター直4ターボエンジンを搭載していました。ラリー参戦も行われましたが、成績はあまり良くなかったようです。それにも関わらず、デザインやプロモーションの面での成功が多くの人々に記憶されています。

4代目ミラージュは筆者の家庭にとって特別な意味を持ちます。このモデルは丸みを帯びたデザインが特徴で、エンジンはDOHCの1.5リッター直4を搭載していました。選んだボディカラーが実際には予想と異なり、陸上自衛隊の連絡車のような色合いになってしまったこともありましたが、家族のアシとして長く活躍しました。

その実用性と耐久性には感謝しており、カラーの選択がもう少し可愛らしいものであったなら、さらに深い愛情が注がれたかもしれません。
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