1973年11月、タミヤから発売された『フェアレディ240ZG』のプラモデルは、その精巧な作りと大スケールが当時の模型ファンを熱狂させました。このモデルは、タミヤ1/12ビッグスケールシリーズ初の市販モデルとして、多くの人々に親しまれた逸品です。今回の記事では、その魅力と当時の背景を振り返りながら、240ZGがなぜ伝説のZ432を超える存在として語り継がれているのか、その理由を紐解いていきます。

1969年から1978年にかけて生産された初代フェアレディZは、日産のイメージリーダーカーとして位置づけられ、全世界で55万台以上が販売されました。そのうち、日本国内での販売台数は8万台に達し、スポーツカーとしては空前の成功を収めました。その成功の陰には、特に海外市場での支持が大きかったと言われています。
240ZGは、フェアレディZの中でも特に異彩を放つモデルであり、その特徴的なロングノーズとオーバーフェンダーは、当時のスポーツカーとしてのアイコン的存在となりました。黒一色のインテリアや細部にわたる作り込みが施されたこのモデルは、オーナーに高揚感を与えたことでしょう。

タミヤが1973年に発売したこの『フェアレディ240ZG』は、当時の高校生にとっても夢の一品でした。通常、1/24スケールのモデルが主流であった中、この1/12スケールはその圧倒的な存在感で他を圧倒していました。しかも、発売時の価格は3,000円という高額にもかかわらず、多くのファンが手に入れるためにアルバイトをしてまで資金を貯めたと言われています。

モデルは、前作の『サファリ仕様』をベースにしたもので、ZGノーズやホイールキャップ、オーバーフェンダーなどが精密に再現されています。これにより、オーナーは実車に近い感覚を味わうことができました。当時、2リッターを超える排気量の車は憧れの的であり、その夢を叶える一助となったのがこのモデルだったのです。

Z432は、2リッターのS20型エンジンを搭載し、高回転域での性能が評価されたモデルで、当時のファンの間で高い人気を誇っていました。しかし、240ZGはそのロングノーズとオーバーフェンダーのデザインによって、より一層の迫力と存在感を醸し出していました。さらに、L24型エンジンによる大排気量のトルクフルな走りは、Z432とは異なる魅力を持っていました。
240ZGはそのデザインとパフォーマンスから、国内外のスポーツカー愛好家に絶大な支持を受けました。特に、ZGノーズの流線型の美しさは、スポーツカーの中でも際立つ存在であり、そのスタイルは現在に至るまで多くのファンを魅了し続けています。
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