静粛性や快適性で世界に衝撃を与えたモデル

いまでも中古車市場で人気の高いのが、1989年に発売された初代「セルシオ」。みなさん、ご存じのようにこの年の1月に、米国でトヨタではなく「レクサス」という新ブランドの下、「LS400」として発表され、世界的な話題を呼んだクルマでもある。

エンジンの上にいわゆるシャンパンタワーのようにクープグラスを築いたうえで、始動させてもタワーが崩れないというデモストレーションは新鮮だった。
走りのよさを追求したクルマづくりはBMW 7シリーズを彷彿

トヨタのレクサスと同様、1989年に日産自動車が設立した高級車ブランドが「インフィニティ」。目的はやはりレクサスと同じく、主に北米市場において収益性の高い高級車のセグメントを確立するところにあった。
「セルシオ」の発売が10月。「Q45」の発売は11月。ともにV8エンジンに後輪駆動の組合せ。後者は、4輪マルチリンクで、かつ、市販車初の油圧アクティブサスペンション搭載と、“日産らしく”メカニズムにも凝っていた。
一見品がいいけれど実は暴れん坊というユニークなキャラクター

「走りの日産」が手がけた、スポーティセダンのピーク。好況にわく市場を背景に、当時の日産自動車の開発陣が“あれもこれも”とありったけを詰め込んだだけに、内容は濃い。
ベースは「セドリック/グロリア」。ただしボディ幅を、当時の“1.7メートルの壁”をあえて破り1,770mmに設定。これも大きな話題になった。

いま見ても“日本車離れ”した審美性の高いフォルム

日本車は、価格と信頼性を武器に北米を中心に、世界市場で地歩を築いてきた歴史をもっていた。そこから一歩先へと進み、真の意味で、自分たちでないとつくれないクルマづくりを目指した動きは、80年代に顕在化。代表的な1台が1985年に発売されたホンダ「レジェンド」だ。

AMGがチューニングを手がけたスペシャルなモデルも

22年ぶりにフルモデルチェンジを受けたデボネアの後継車として、1986年に発売されたのが三菱「デボネアV」。車名に「V」と入っているのは、V型6気筒エンジンへのこだわり。2リッターと3リッター、2つのV6が用意されていた。
初代は1964年発表ゆえ、70年代後半になると、もさーっとしたエンジンやあいまいなハンドリングなど、時代遅れ感が強くなっていた。三菱グループの役員たちを乗せるべく後継モデルとして開発されたデボネアVの内容は、3世代ぐらい一気に飛び越えたような凝り方だった。
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