幼い頃から、周囲に迷惑ばかりかけていた弟哲夜が、ついに結婚することになった。私、夜月は夫と二人の子供と暮らすアラサーの主婦であり、哲夜とは疎遠になっていた。彼が社会人になってからのことだ。彼がかなり変わり者だったため、幼い頃から哲夜に振り回されていた私は、苦労ばかりしていた。

哲夜のやんちゃぶりは幼少時から変わらず、一歩外に出れば怪我だらけで帰ってくるのが日常だった。学校でも問題を起こすことが頻繁で、私は「また哲夜の姉か」と噂されるのが恥ずかしく感じた。ある日、学校で女子たちが騒ぐ声を耳にし、嫌な予感がして見に行くと、哲夜は廊下でゴキブリを放して大騒ぎにしていた。泣き出す生徒も現れ、その日から「ゴキブリ野郎の姉ちゃん」として私が噂されることになり、学校に行くのが憂鬱になった。

母親はそんな哲夜を心配していたが、私に責任を押し付けようとした。「お姉ちゃんなんだから面倒を見てよ」と言われ、私も友達と遊びたいのに哲夜の面倒を見なければならなかった。母親と哲夜に対する不満が溜まり、気が付くと二人のことが嫌いになっていた。そのため、結婚後も両親と哲夜とは疎遠にしていた。
そんなある日、何年も連絡を取っていなかった母から突然電話があり、弟が結婚することになったと知らされた。その報告に不安を抱えながらも、弟の結婚相手である都子に会うため実家へ向かった。初めて会った美奈子は優しそうな表情で挨拶してきた。しかし私は哲夜との結婚に慎重にならざるを得なかった。

ある日、突然実家に呼び出される。そこには両親、哲夜、そして哲夜の妻である美奈子とその両親が集まっていた。美奈子の父親は私が彼らの結婚に嫌がらせをしたと言い出すが、身に覚えのないことで戸惑っていた。
事実を確認するうち、哲夜の浮気が発覚し、問題はぼっ発する。両親は息子夫婦の離婚を阻止するために私を悪者にしようと企んでいたらしい。

私は毅然として「徹夜のことはもう私の知ったことじゃない」と言い放ち、家を後にした。
その後、哲夜は離婚のショックから仕事が手につかなくなり、最終的に会社を辞め実家に戻ることになった。慰謝料は両親が立て替えることになったが、問題はそれだけでは終わらなかった。

美奈子はその後、私を訪ねて謝罪しに来た。彼女は離婚届を置いて実家に帰り、現在は弁護士を通して慰謝料を請求しているとのことだった。
哲夜は引きこもるようになり、両親は息子が引きこもっていることを隠そうとして奮闘しているという。私はもうあの家族とは一切縁を切ることにし、これからは夫と子供たちとの幸せを考え、明るく前向きに生きていこうと心に決めた。
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